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薩摩本柘(ほんつげ)(最高級・薩摩本柘・鹿児島産)
柘には大きく分けて、国産の本柘と輸入材の柘の2種類あります。
良い品質を見分けるポイントとしては、薩摩本柘、鹿児島柘など、国産の地名が付いている本柘であればまず問題ないと思います。また、国産の本柘はやや黄色っぽいのが特徴です。
なお、当店では国産の薩摩本柘を使用しておりますので、どうぞご安心下さい。
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天然黒水牛(くろすいぎゅう)(芯持ち・極上・染なし・天然)
黒水牛は、現在、幅広く普及している印材だけあって、どの店でもそれ程大きく品質は変わらず、良いものが流通しているように思います。
品質を見分けるポイントとしては、「芯持ち」と「天然または染なし」の表記があれば、まず問題ないはずです。
当店では黒く染める必要のない、天然黒水牛の芯持ち、染なしを使用しておリますので、どうぞご安心下さい。
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オランダ水牛(芯持ち・極上・天然・牛角)
オランダ水牛は、見た目の美しさから非常に人気が高い印材です。
品質を見分けるポイントとしては、「芯持ち」と「上または、上々、極上、特上」などの表記があれば、まず問題ないと思います。良いオランダ水牛は、模様(柄)が少ないのが特徴です。
なお、当店ではオランダ水牛の芯持ち、極上を使用しておリます。こちらも非常にお手頃な価格になっております。
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純白オランダ水牛(芯持ち・極上・天然・牛角)
純白オランダ水牛は、その深みのある飴色のような、そして天然素材ならではの美しい色合いに特徴があります。
純白オランダ水牛は、非常に希少で印材も高価なため、市場に流通している数はかなり少ないのですが、その美しさからかなりの人気商品となっております。
品質を見分けるポイントとしては、「純白」と「芯持ち」の表記があれば、まず問題ないと思います。
※「純白」というのは商品名でして、本象牙のような白さとは異なり、「味わいのある深い飴色のような感じの色合い」ですので、その点は予めご了承下さいませ。
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琥珀(琥珀樹脂)
琥珀は純白オランダ水牛や本象牙とは、全く異質な、「神秘的」な感じすらする美しさがあります。
針葉樹の樹脂が何千万年もの時代を経て化石となった琥珀は、あまりの美しい輝きと、その色合いゆえに、古来より「太陽の石」、「人魚の涙」などと呼ばれてきました。また、琥珀は本象牙に並ぶ高級印材とも言われています。
品質を見分けるポイントは特にありません。と言いますのも琥珀には印材のランクがなく、どの店の琥珀も同じく高品質だからです。ただ、黄色の琥珀(中に模様がないもの)は、琥珀の粉末を混ぜ合わせて作ったものですので、これは琥珀とは別物と考えられた方がよいかと思います。ちなみに、この印材はどちらかと言うと女性の方に人気があるのが特徴です。 |